はじめに
メンバーが自分の仕事を、誰かからやらされている仕事ではなく、私の仕事だと感じる「所有感」を持って熱量高く取り組むためにはどのようなことが必要でしょうか?メンバーのやりがいを引き出すために、非常に重要なマネジメント技術になります。
業務と権限

その業務を遂行するにあたり必要な権限がない状態では、メンバーは何をするにも上司の確認が必要です。このような状態では、メンバーは自分の仕事を「やらされ仕事」と感じても仕方ないのではないでしょうか。
一方で、その業務を行うにあたり必要な権限があればあるほど、自分で決められることが多くなり、「これは自分の仕事だ」と所有感を感じることができます。所有感を感じれば仕事が面白くなり、創意工夫をするようになります。
さらに、自分なりの創意工夫を突き詰めれば詰めるほど、人に説明できないことも増えます。人に説明できない程のオリジナリティがあることは素晴らしいことです。自分でそれを遂行する権限があれば、その素晴らしいアイデアがお蔵入りせず実行されます。権限がなければ、誰かに説明する必要が出てくるので、なかなか説明できないほどの独創的なアイデアは消えていくのです。
権限設計表

誰が何を決めるのか、シンプルな表に整理します。メンバーが何を決められるのか明確にするのです。このような表を作るだけで、メンバーもチームもブレイクスルーを迎えることがあります。なんなら表を作るまでもなく、誰が何を決めるのかを話し合うだけでも良いかもしれません。
メンバーがある業務においてパフォーマンスが出ていない場合、通常はより権限がなくなり、マネージャーの介入が手厚くなる方向に行くでしょう。しかし、権限がないことでその業務のパフォーマンスが出ていないならば、悪循環です。権限ない→業務パフォーマンス低い→権限減る→業務パフォーマンスもっと悪くなる・・という流れです。
逆です。業務のパフォーマンスが低い理由が、権限がないことで動きにくいし所有感ないしやる気も出なくて・・ということがあります。この場合、業務パフォーマンスが悪いから権限を強める、という解があり得るのです。こうして復活する人をたくさん見ました。
まとめ
メンバーが何を決められるのか、はっきりしてますか?これは、マネージャー側から見ると案外見えにくいのかも知れません。メンバーに聞いてみましょう。
「今の仕事で思い切り成果を出すために、必要な権限はありますか?」
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